5月13日公開の「シン・ウルトラマン」、観たいと思いつつ先延ばしになっていましたが、5月30日の仕事終わりにイオンシネマへ観に行ってきました。レイトショーで、上映開始は20時から。イオンシネマでは、「ハッピーマンデー」というのがあるらしく月曜日はなんと新作映画も1,100円で観られるそうです。そしてちょうど来た日が月曜日とあってちょっとお得になりラッキーでした。
平日のレイトショーとあってか観客数はまばら、私を入れても5、6名しかいませんでした。
事前にプロモ映像以外、レビューなどは見ていなかったので、もしかして不評なのかなと不安も持ちながら上映開始・・・
で、観た感想はと言えば、面白かったです。
※ ↓以下ネタバレも多少含みますので見たくないという方はご注意ください。
感想
正直観る前は、庵野さんの脚本とあって、あのウルトラマンがどんな作品になっているか期待半分、怖さ半分でしたが、個人的感想としてははちゃんと私が知っている“ウルトラマン”でした。
勝手な想像として、ウルトラマンが登場するシーンはあまりなくて、禍特対(原作では科学特捜隊)とそれを取り巻く政治家や民間人などとの人間模様がメインで描かれるのかなと思っていました。
もちろんそれも描かれていましたが、それと同等以上にウルトラマンと禍威獣(かいじゅう)との闘いのシーンにもしっかり時間を割かれていました。
もしかたらプロモーション動画で予め観ていたウルトラマンの登場シーンがほぼ全てなんじゃないか・・・なんて邪推もしていましたが杞憂でした。
フルCGで描かれたウルトラマンはとにかくカッコよかった!あの飾り気のないシンプルなシルエットだからこそそう思えました。
特に上映開始早々で登場し、いきなりスペシウム光線を放つシーンは思わずゾクッときました。独特の間を持たせながらも、登場してまもなく必殺技をもたいぶらずに打つのもよかった。
そもそもウルトラマンが出てくるまで、ダラダラと引き延ばされるのではと思っていたので、他の人からしたらどうでもいいポイントかもしれませんけど、私としては十二分に惹きつけられたシーンでした。
その後のさまざまな禍威獣とのバトルシーンも見ごたえ十分で、カラータイマーや目(原作では着ぐるみだったので視界をとるための穴)のない、CGだからこそ表現できるシン・ウルトラマンも原作とは違う良さで溢れていました。
さらに神永隊員(=シン・ウルトラマン)と禍特対との関係や政府との対立、さらには民間人の、ウルトラマンや禍威獣への反応なども現代社会ならではの描き方がされていて、ラストまで飽きることなく観ることができました。
上映時間112分の中でラストのゼットンとの闘い(闘いと言っていいのか・・・)、その後のラストシーンも含めて、考察の余地を残しながらもしっかりまとまっていた印象でした。
後から見たレビューサイトでの賛否両論にも頷ける点があったものの、私としては観て良かった、面白かったと言える作品の一つとなりました。
コメント
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