皮膚科でイボをとってきました!

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1か月前程から口の下、顎の辺りにニキビのような吹き出物ができ始め、なんとなく気になってはいたものの、そのまま放置していましたが、一向に治らず、むしろ次第に大きくなってきたので、皮膚科へ行くことを決意し、昨日仕事終わりに行ってきました。

駅前にある皮膚科で行ったのは午後6時過ぎ。
事前に調べて受付は午後6時半までやっていることは知っていましたが、終わりも近いしそんなに混んでもいないだろうと高を括っていましたが、とんでもなかったです・・・
院内にはざっと見ただけでも10名以上の患者さんが!
受付で確認すると診療まで1時間はかかるとのことで、諦めて帰るか非常に悩みましたが、自分の性格上このまま帰ったら次にいつ来る気になるだろうか、と一考し、結局そのまま待つことにしました。

初診だったため保険証を渡し、問診票を記入してから座って待ち続けました。
待っている間はスマホを見たりもしながら時間つぶし・・・
じっくり見まわしたわけではありませんが、自然と耳に入ってくる他の患者さん達の話し声からどんな人たちが来ているかも様子を伺うことができました。
年齢層はどちらかというと全体的に若年層が多い印象でした。
中でもお子さんを診てもらうために親御さんが付き添っているというのも数名、その逆に親御さん自身が診てもらうために小さいお子さんと一緒に来ているという方もいました。
その他にも中高生や、私と同じく、仕事帰りに来たと思われる制服姿のOLさんも見られ、遅い時間帯ならではの年齢層なのかなと感じました。

それから待つこと約1時間・・・
午後7時頃になってやっと私の名前が呼ばれて診察室へ。
診てくれたのは50代と思われる男性の先生でした。
他の診察室に患者さんが呼ばれている様子がなかったので、どうやらお一人ですべての患者さんを診ているようでした。

なにはともあれ診察開始・・・

先生に気になる顎の吹き出物(?)のことを伝え、ついでにと半年以上前から若干気になっていた首の後ろに小さくできたイボのようなものについても診てもらいました。

診断結果は・・・
顎にできていたのはニキビなどの吹き出物ではなく、「ウイルス性のイボ」でした。
さらに首後ろにできていたのは繊維種(せんいしゅ)と呼ばれる皮膚疾患とのこと(アクロコルドンとも言われるそうです)

症状が分かったらどうすればいいのかと聞こうとした所、先生がその場ですぐ処置してくれることになりました。

まず首後ろの繊維種を医療用のハサミで切ることに・・・
「少しチクっとします」と言いながら先生がすぐに切ってくれました。
確かにチクっとはしましたが、実際少しそう感じる程度で、痛いとまでは感じませんでした。切った繊維種はすぐに捨てられましたが、見た感じは1mm以下の大きさのもので、茶色く変色していました。
切除した後は四角い絆創膏を貼って終了。

次に顎にできたウィルス性のイボの処置です。
こちらは無理に切除しようとすると出血が止まらなくなるそうで、絶対に手で潰そうとしてはいけないものだと先生から言われました。
実は皮膚科に来る前に何とか潰してしまえないかと試したことがあり、結局できず諦めましたが・・・諦めていてよかったと心からホッとしました。

それで実際にはどう処置したかというと、「冷凍凝固法」という治療でした。
これは-196℃の液体窒素を患部にあてて、わざと凍傷を起こさせて皮膚組織を破壊・壊死させることでイボを脱落させる治療方法だそうです。

看護師の方が手に水筒のようなものを持ち、その中に入っている液体窒素を先生が太い綿棒につけて患部にチョイチョイとあてました。この時も繊維種切除の際と同じように「また少しチクっとします」と言われ、ハサミで切るのとは違う若干のピリッとする痛みを感じました。液体窒素を肌にあてられているのですから痛みは感じて当然ですね。
時間にして両方でものの数分の処置でした。

処置が終わった後に先生に何が原因でできたものか聞きましたが、ウィルス性イボは、原因ははっきりわからないけど手に菌がついた状態で顎に触れてしまったのかも、とのことでした。繊維種の方は聞き忘れてしまいましたが、後で調べてみたところ皮膚の老化や摩擦など物理的な刺激によってできる良性の小腫瘍のようでした。

イボの方は2週間くらい様子を見て治っていなかったらまた来てくださいと言われました。
最後に左手の指の付け根に虫刺されのような跡があったのでこれについても聞いたところ、たぶん虫刺されだろうとのことで皮膚の炎症を抑えるダイアコート軟膏という塗り薬を処方しくれました。
そういえば前日に素手で草むしりをしてしまったのを思い出し後悔・・・
ですがちょうど皮膚科に来れたのは不幸中の幸い、と思うようにしました。

支払いを済ませて薬を受け取ってから外に出ると時間は午後7時半近くになっていました。
待ち時間が長く疲れたものの、しばらく気になっていた皮膚疾患の原因がわかり治療もしてくれたので満足して帰ることができました。

帰宅後鏡で顎のイボを診てみるとほとんど変化はなくイボはそのまま・・・
あれ?液体窒素で除去してくれたのでは?
病院では鏡を見たわけでもなく、手で触るわけにもいかなかったので、なんでだろう・・・治療ミスか?と不安に駆られてネットで調べてみると
どうやら時間とともにかさぶたになって取れていくものだそうです。

確かにこの記事を書いている翌日には少しずつですが色も黄色く変色し、かさぶたになりかけているような・・・
まだしっかりとわかるくらいイボが取れているわけではないので先生の言う通り2週間ほど様子を見てみたいと思います。

今回、初診料と治療、処方も含めて医療費は1,700円でした。

病院に行くのが億劫に感じてつい腰が重くなってしまいがちですが、原因もわからないまま適当に市販薬を買ってしまうよりは、病院に行った方が安く済んで安心もできる・・・
やっぱり専門医に診てもらうのが一番だとしみじみと感じた1日でした。

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この記事を書いた人

教育・学習支援業勤務。
「誰かの役に立てる記事作成」を目指してブログ運営に奮闘中

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